初めに

今から採点の解説をするわけですがその前にカビ対カビの基本を書いておきます。
まず基本的なことですがこちらが寝言、毒、カウンター、爆パンでは無い限り
カビ対カビの鈍い合戦をやっちゃいけません。他ので受けるようにしましょう。
例え上記のであってもちゃんと受けポケがいれば逃げといたほうが無難でしょう。
まずカビゴンのやることをした上でここは押せるというところで挑んでください。
ただし例外があって鈍い削り(下記参照)が出来るようなら
後々、有利になる可能性があるので出来る限り仕掛けておいたほうがいいです。


鈍い削り

鈍い削りという戦略はその名の通り相手の鈍いを減らすことです。
といっても別に「うらむ」を使うわけではなく(使ってもいいけど
駆け引きによって相手の鈍い数を5以下に減らして
最後には鈍い戦でこちらが多く鈍いを積み上げて勝てるようにしようというものです。
例えばカビ対カビでわざと鈍い合戦を挑み相手の鈍いをするタイミングを読み
ゴーストに交換。相手は逃げなければ死ぬので相手は逃げます。
これで鈍い数を相手より1有利に出来ます。
ただしこの例えは大抵一回目は成功するんですが2回目からは警戒されてしにくくなります。
色々な方法を詮索して相手のPPを削り取ってください。
またカビ対カビでなくてもこの戦術は使えます。特にポリ2はこれでないと崩しにくい。

例、サイドンに対する鈍い削り→ログ

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特殊カビ(5)対特殊カビ(5)(地震も含む)

カビ対カビの基本ですがこの場合はレベルが高いほうが先に殴れる分有利です。
同レベルの場合先攻はランダムなので5:5ですね。
また眠ることは厳禁です。恩返し、圧し掛かりなら急所待ちになりますが
その間に残飯で回復されるという状況になるので。
捨て身は乱数3発(ほぼ確定だけど)ですが反動稼がせるために寝てやるということは無駄です。
結局残飯でダメージ軽減される反動より死に際の一発のほうが効きます。
火炎、冷凍、10万は結果では並んでいますが追加効果を考えると
冷凍>火炎>10万になりますが、所詮1割なんであまり期待しないほうがいいと思います。
こちらが低レベなら負けること覚悟で追加効果に賭けるのもありかな。


寝言カビ(3)対カウンターカビ(7)

寝言で出た技はカウンターで返せないので寝言有利ではと思われがちですが
カウンター側が殴らないようにして寝させなければいいだけの話です。
PP的にカウンター(20)と寝言(10)の差でカウンター有利にしました。
基本的には読みが絡むPP戦です。どちらも一回失敗しても死なないので。
ただし寝言側のレベルが高ければ優劣は一気に逆転します。
わざと一発殴ってカウンター喰らってから寝って寝言から押し切ればいいだけの話だから。
このことからカウンター側は鈍いを4,5回で止めておくのがベストか。


寝言カビ(4)対爆パンカビ(6)

寝言でも自分を殴ることがあるので爆パン有利。
ただしPPの少なさと命中率の悪さがネックか。
寝言で回復が間に合う可能性もあるしそこまで差が開いてるとも思えないので妥当に4:6。


寝言カビ

眠っても隙が少ない寝言カビは対カビ戦は有利なのは当然か。
ただし寝言の技はランダムなので運次第で負けることがあるので8どまりにしました。
毒カビは早く寝せれる分寝言に対して他のカビより若干強いといえるでしょう。
それでも寝言で鈍いが連続で出たりしない限り押し切れると思います。


毒カビ(8)対カウンターカビ(2)

毒カビ側は下記にも書いてあるとおり毒が回るのを待てば問題ない。
ただしカウンターカビは鈍い合戦前か中断して苦し紛れに見える殴り合いを
仕掛けて相手が乗ればカウンター出来る可能性が無いことも無い。
毒側が乗らず鈍いをつみつづければいいようにも思えるが
カウンター側はその後カビ受けにかえれば鈍い削りが出来る。
つまり毒撃ちが正解ということになるが相手が変えなければ急所の機会を増やすはめになる。
だから局面1つで見た場合毒カビの圧倒的有利だが全体的に見るとそうともいえない。
これがカウンターカビのもう一つの醍醐味だろう。


毒カビ

鈍い合戦の最初に相手に毒を注入しておけば
鈍いが積み終わるころには相手は眠らなければ死ぬほど毒が回っている。
戦略的で急所一回程度ではこちらは死なないのでほとんどの奴に9点をつけた。
ちゃんとした崩しの手段があるのは寝言と爆パンぐらいだろう。
他のは鈍い合戦を中断して急所2連に賭けるか追加効果狙いぐらいしか考えられない。

爆パンカビパ対毒カビパ→ログ


カウンターカビ(4)対爆パンカビ(6)

どちらともかなりの読み合いの熱いカードになるだろう。
爆パンは鈍い合戦中にあてて相手が混乱してる間に鈍いを積みあうという使い方をするのだが
カウンター側は爆パンを警戒しながら鈍いを積まなければいけないので不利だが
実は同じ状況なら爆パン2発耐える可能性(カウンターは言わずとも2倍)があるので
カウンター返し一撃必殺のことも考えて相手の鈍い数-1にしとくべきだろう。
爆パン側が鈍いを積み上げる前に勝負を決めれなかったらカウンター側が有利なるだろう。
理由はカウンター側がカウンター1択でいけば爆パン側の鈍いと眠るのPPが削り取れるからだ。
だから爆パン側は混乱か急所に賭けるしかないわけでそれが出なければカウンター即死。
うーん、シビアだ。
鈍い合戦中でほとんど勝負は決まるだろうから有利な爆パン側を6にしてみた。


カウンターカビ

実は鈍い削りにもっとも有効なカビじゃないかと思う。
わざとカウンターを見せておけば相手は無駄技を使うしかないわけでそれが鈍いだったらgood。
相手のポケモンを確実に受ける自信があるならカビが
即死になるまで鈍いを積み上げるまでカウンターで粘りつづけるという荒業もできる。
その前に相手は違う行動を起こしてくるでしょうけどね。
相手のカビよりレベルが低い場合は相手の鈍い数-1で即死を狙ったほうがいいだろう。
対特殊カビはPPだけ見れば有利だが追加効果を喰らってしまうと不利になるので
カウンターを読ませて積極的に殴っていくべきだろう。
ちなみに火炎カビより大文字カビのほうが火傷の危険度が減るので怖くない。


守るカビ

自分で残飯の回復タイミングを調整できるんで若干特殊カビなどより強くした。
相手も残飯を持ってれば回復するので意味はなさそうだが
他のポケモンで残飯を毒で打ち消すか泥棒で盗むなどすれば差が出てくる。
また対爆パンカビでは読みで避ければ対等に持ち込める可能性がある。
連射できる爆パンと出来ない守るの差で4:6、まぁ読み勝ったとして五分だが。
爆パンの外れるタイミングで鈍いを積めてれば有利になるか。
また今回はダイアグラムにエントリーしていないが
特殊ごり押し系(晴れファイヤー)などPPが少ない相手に対して強さを発揮する。


爆パンカビ

カウンターのところでも書いたが使い方は鈍い合戦中に爆パンを当てて
相手が混乱している間に鈍いを積み上げる、それだけ。
鈍いが2,3回積みあがったところで仕掛けるといいと聞くが
カビ受け警戒+最初からぶっ放して勝ちを狙うのは運任せだからだろう。
積みあがった後は混乱させたいとき以外は安定度が高いノーマル技で攻撃したほうがいい。
実は意外にダメージにならない、2発撃って一発あたる程度ならノーマル技のほうが断然マシ。
これを忠実に行っても安定度が無いのであまり高い点数はやれなかった。

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ゲンガー・ムウマ
記念すべきカビ受け1,2位をとったゴーストさんたち。
例え弱点を突かれ様とも相手が強引に押してきたところ道連れで持っていける。
対特殊カビに対してムウマよりゲンガーが低いのは回復技を持っている可能性が低いから。
しかし1,2位をとったとはいえPPが少ないことや
ヘルガーなどの悪ポケの存在、ライコウで安全に飛ばされることを考えると怖い。
ちなみにゲンガーの10万でヘルガーを3発で落とせることもある。


バンギラス

バンギは55確定なので組むなら確実にカビに強いパになるともいえる。
たまに鈍い無し音無しバンギがいるのでその場合カビが最後に残ると負けるので寝言型に2。
逆にいえば鈍いか音があれば弱点を突かれない限り安心といえる。
毒カビの3は撃ち逃げ考慮、他のポケモンも撃ち逃げがある場合3にしてある。
守るもPPが低いポケモンの場合避け続けられると怖いので3にしてある。
波乗りを持たれていてもやっとまともな攻撃手段を持ったに過ぎないのであまり怖くない。


フォレトス

普通の攻撃手段がほぼ無いため受けは完璧に近いが攻撃が手薄気味。
まきびしがあるのでこいつでカビを逃がして他のポケモンで潰すようにするのが理想だろう。
いざというときは大爆発があるが守るカビだと避けられる心配がある。
カビが鈍い合戦を挑んできたときは注意しよう。
まきびしを無駄技に使えるので若干有利か、ただし気づかないと終わるので五分。
文字が来たら泣きましょう。ただし火炎だと耐える可能性がある。


エアームド

こいつも防御性能はいいが攻撃面が弱い。ドリルのPPがあるだけフォレよりマシか。
こいつの場合、それなりに鈍い型少ないんでそれも考慮に入れてます。
火炎、10万のみならず冷凍、波乗りもそれなりに痛いんですよね。


サイドン・ゴローニャ

基本的に普通に殴るだけならサイドンのほうが強いので
ゴローニャはサイドンとは違うことをしましょう。
例を上げるなら砂塵絡めて地球投げ(速い分いい)と爆発。
耐久面ではほぼ互角で体力が満タンなら実はカビの波乗り耐えれます。
そういう場合を考慮して爆発で一発逆転の可能性があるゴローニャのほうが上に。
ただサイドンは鈍い吠えるガルーラーを一時的にだけだが止めれる数少ない1匹。


オムスター

昆布パによく入るカビ受け。カウンターカビの天敵。
また黒い霧が使えるので安全に封じれる場面が多い。
といってもオム側も砂塵を絡めてもカビ落とすのが急所待ちなので注意。
相手が逃げない場面になったら霧のPPの多さを利用してPP切れにするのも手。


カイリキー・ヘラクロス
受けというか封じの部類に入るが入れてみた。ヘラが入るならガラも入れるべきなのか。
こちらは特殊カビよりむしろ寝言で強引に押されるのが怖い。
またヘラの場合カウンターが怖い。寝言カビ参照。カイリキーも怖いが急所がある分マシ。
カイリキーの場合は守るでPP削られるのが痛い。
どちらにしろ受けつづけたいなら早めに眠るように心がけよう。